膝の痛みの原因をとことん調べました

膝の痛みは原因不明のまま悪くなるばかり

その当時の私は、長い間膝の痛さをこらえ、
付け焼刃的な治療だけして放置していた末
とうとう病院での検査を受けなければならなく
なっていました。

数種類の検査を予約日に合わせて行うと
あっという間に検査だけで二週間、一か月と経っていきます。


結果を聞くのはさらにその後の診察時ですから
本当に時間がかかります。

そんな検査を受けた後の診察の時です。

私は病院の先生の前に座り苦渋の決断を
迫られていました。

先生はこう私に言いました。

膝の手術をするかしないかを決めるのは本人次第です。
膝の手術をすれば痛みは消えるかもしれませんが


それも確実とは言えません。
そして、手術をしても元の膝の状態には完全には戻りません。』

数年前に、初めて膝に痛みを覚えてから、

有名大学病院のスポーツ整形外科、整骨院、鍼灸、
マッサージ等で治療を受けたりしたものの、一向に治る様子が
ありませんでした。

それでも、日々だましだましの生活を送り続けていたため、
痛みも消えない状態どころか腰痛が併発、
挙げ句の果ては反対の膝までも痛くなり始めていました。

数年の痛みが続き、歩くのも座るのも辛くなり、

関東各地から患者が集まる
有名大学病院の整形外科から独立した先生の病院で

数種類の検査を受けたときに先ほどの決断を
迫られる言葉を告げられたのです。


正直、もう手術しか膝の痛みを治すことはできないのかなと
思っていたのは事実です。

しかし、現実に目の前でレントゲン写真、
CT画像、MRI画像を見せられての手術宣言は
覚悟をしていたとはいえショックでした。


そこには、自分の膝の画像を見て固まっている私がいたのです。

診断の結果は右膝の半月板損傷でした。

手術に踏み切るのかどうかの選択にまで迫られ、
腰痛、果ては反対の左膝痛まで発展する
長い闘いが始まったのはこの時からでした。

私には関連したさまざまな症状がありました。

@右膝の靭帯損傷から発展した
原因不明の半月板損傷。


A右膝痛を習慣的にかばったことによる
ギックリ腰からのヘルニアの併発。


B更に、右膝痛をかばうことによる左膝の靭帯損傷及び
膝関節症。


思えばこの当時は、

原因不明とはいえ痛みを覚えた初期の段階で
アイシングも薬もアフターケアも何もしていませんでした。
(のちに回復するにあたってこのことが大きく関係してきます。)

15年前、私は膝のケガを本当に甘く見ていたのだと
つくづく思います。

膝痛の原因究明と葛藤の日々に進む

膝の痛みの原因と症状(トップページ)へ戻る

完治後も、私が続けている膝痛解消法